診療案内

“精神疾患”についてネットやテレビで多くの言葉があふれていますが、こころの問題は病名によって一律的な治療がなしうるものではありません。
一人ひとりの暮らし、性格、心理、体の状態などを考えて回復を考えていくことが当院の理想とする治療です。

診療の流れ

初診にいらっしゃる方へ

※ 必ず事前に予約をとってお越しください。
※ 初診は予約時間の30分前にお越しください。問診表・心理検査があります。

はじめに症状や生活状況、来歴などを確認させていただき、十分コミュニケーションを取ってから治療を開始します。
治療は必要最小限の薬物療法、精神療法、環境調整や支援制度利用の助言を行います。
また必要性とご希望を勘案して心理カウンセリング・心理検査もご紹介します。

はじめは緊張される方が多いですがどうか気を張らずお越しください。
治療に当たって心配なことなどがあれば早めに遠慮せずご質問ください。

再診について

原則2～3週間程度で病状・経過を確認します。間隔は病状の安定度によります。
診察時に予約日をお約束します。

診療費について

診察・処方・検査は原則保険診療です。
自立支援医療(精神通院)、生活保護に関わる公費負担医療も取り扱っています。

心理カウンセリングを併用する際、下記の自費(保険外)の費用が必要です。
また診断書等の文書作成料は保険外の自費となります。

※紹介状(要宛名)、傷病手当金、訪問看護指示書、介護保険の主治医意見書は保険内です。

職場のメンタルヘルス：産業医業務

嘱託産業医をお探しの企業担当者の方はお電話でご相談ください。

心理カウンセリング・心理検査

当院では臨床心理士・公認心理師によるカウンセリング(認知行動療法、ストレスマネジメントも含む)、また発達検査や人格検査などの各種心理検査を行っています。
これらは医師が必要と判断し、また受診される方のご希望があれば診察と平行してお受けいただけます。

一人では問題のありかや解決策が見つからないときでも、心理学を学んだ専門家との対話でそれらが見つかることがあります。

「人にどう思われているか気になって職場や学校でうまくいかない」

「不安で電車やエレベーターに乗れない」

「気分が上がらず色々なことがおっくうで思うように動けない」

「感情のコントロールがうまくいかない」

「いつも人とのコミュニケーションがうまくいかない」

…このような悩みを含め、様々なお困りごとについてしっかりお話をうかがい、相談される方のご希望やペースに沿いながら、問題の整理と解決に向けて支援します。

カウンセリングのご案内

種類	一般カウンセリング、認知行動療法、ストレスマネジメント
ご予約	初回予約は主治医に、2回目以降は心理士とご相談ください。 完全予約制です。医師診察と並行して行います
時間と料金	30分枠 (面談25分 ＋心理士の記録検討   5分) 3,300円 60分枠 (面談50分 ＋心理士の記録検討10分) 6,600円 初回面接は原則60分枠で来歴などもうかがいます。 医師診察とあわせてカウンセリングを行い、予約料(選定療育費)としてご上記を自費負担いただきます。 ※選定療養費：入院時ベッド代などと同様に一定のルールの下に保険＋保険外診療を国が認める制度です。
変更とキャンセル	日時変更(1回まで)とキャンセルは3診療日前までにお電話ください。それ以降の変更・キャンセルは予約料のご返金はいたしかねます。 遅れて到着された場合は終了時刻の延期はいたしかねます。
対象年齢	当院診察の対象年齢と同じ18歳(高校卒業後相当)以上です
対象となる病状	心理面接が有益であると医師が判断した場合となります

心理検査のご案内

種類	知能検査、人格検査、その他
ご予約	主治医にご相談下さい。医師診察と並行して心理士が行います。
時間と料金	カウンセリング(上の表)と同じく、医師の診察とあわせて行います。 診察・検査の保険診療費に加えて時間枠に応じた予約料(選定療育費)をいただきます。 30分枠 (面談25分 ＋心理士の記録検討   5分)　3,300円 60分枠 (面談50分 ＋心理士の記録検討10分)　 6,600円
変更とキャンセル	日時変更(1回まで)・キャンセルは3診療日前までにお電話下さい。 以降の変更・キャンセルでの予約料のご返金はいたしかねます。 遅刻について：心理検査は種類ごとに必要な時間がかかりますので予約時間枠内で実施できないほど遅延された場合はキャンセル扱いとさせていただきます。何卒ご注意下さい。